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テラテックなひとびと |

テラテックなひとびと

テラ=地球(terra)、テック=技術(technology)。 地球の神秘を探る探求者・・のつもりで日々精進中です(*^_^*)。 テラテックの代表の宮崎が、仕事や活動や言いたいことなどを、不定期で発信していきます。 有限会社テラテック http://www.terra-tech.jp
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活動報告(4/18~活動中 東松島市) 2

更新が飛んでしまいました。

引き続き、1週おき位のペースで、東松島市内で活動しております。

詳細は、以下のHPやブログをご覧下さい。ブログには、最近の私の写真も載せてもらっています(*^_^*)

児童養護施設支援の会(鹿妻ボランティアチーム)HP

児童養護施設支援の会スタッフブログ 

上のHPとも重複しますが、少しだけ活動を紹介します。

7月以降、東松島市でも被害の大きかった、野蒜(のびる)、東名(とうな)地区の、小学校、中学校、寺院(墓地)などで主に清掃活動を行っています。

この野蒜地区、そして野蒜小学校で、どんなことが起きたか?? 
痛ましい話を数多く耳にしてました。
検索してみていただくと、いろいろな情報が見つかります。が、残念なことに正視できない写真も多く流布されていて、心が痛みます。


sIMGP0580.jpg


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野蒜小学校の体育館(ほぼ清掃終了)と、その玄関先に当会が設けた献花台です。
この中に約3m高の津波が流れ込み、中に避難していた方のうちの約20人が亡くなられました。時計は地震時(停電時)の14:46で止まっています。また、震災後しばらくは遺体安置所になっていました。
当会では、中の掃除と合わせ、見つかった個人物の洗濯を行って、体育館の一室に保管してあります。
献花をされる方、遺品を探しに来られる方が後を絶ちません。

sIMGP0692.jpg

鳴瀬二中です。校庭を埋め尽くしていたガレキは自衛隊により撤去されていて一見綺麗となっています。内部はほとんど未着手でした。
2階に達する津波が来たことが明らかです。
こちらの時計は電池式のようで、津波襲来時の15:48頃で止まっています。

このような、再利用しない設備の掃除は、効率性の観点から行政としては後回しになってしまうようです。また、市のボランティアセンターも、危険地帯&危険構造物内であるために立ち入れない、などの理由があります。
結果的に、震災後4ヶ月以上も内部の掃除が行われないままという、やむを得ないにせよ痛ましい状況でした。


最後に、新盆を迎えて思うのは、
何々教とかは関係なく、来世というのがあって、
 亡くなられた方は、そこで安らかに暮らしていて欲しい。
 ご家族の方は、そう信じることで、少しでも心安らかになってほしい。
いままで宗教というものには疎かったのですが、心から、そう思います。




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活動報告(4/18~活動中 東松島市)

東松島市内で、津波被災民家の家財や土砂片付けの手伝いをしています。

「児童養護施設支援の会」(埼玉県春日部市)の活動に協力しております。活動の状況は、下記のHPや、毎日新聞が取材に来た記事をご覧下さい。

児童養護施設支援の会HP

http://risecommunication.community.officelive.com/default.aspx

毎日新聞記事(4/16) (HPの方に貼り付けてあります)

新聞記事のとおり、発端は代表の高橋氏が直接に避難所を訪問して、地元の被災者の方や地区長さん方と直接やりとりをして、支援活動を開始したものです。現在は東松島市の災害ボランティアセンターの公認および協調しながら活動しております。

ただ、高橋氏を筆頭にメンバーが熱く活動しているとはいえ、被災範囲が膨大であるのに比して、まだまだ人員・資材が不足しております。

もし、これを読まれた皆様は、会HPをご覧の上で、ぜひ、ご協力いただければと思います。

本業もあるので、一旦市川に帰ってきていますが、来週から再度現地に行く予定です。
それまでに、GWでの多数の来所者に対応すべく、資材等の調達に取り組んでいます。

早速、液状化で甚大な被害を受けた浦安市社会福祉協議会様から、スコップ100、ヘルメット10、一輪車4を借用できることとなりました。この場を借りて、ご報告&御礼申し上げます。

では、とりあえずの途中経過ということで。
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活動・・ではなく立ち寄り報告(4/15長野県栄村)

長野県の仕事の帰りがけに寄らせてもらいました。写真は後日添付します。

被害の状況は、以下のHPもご覧下さい。

NPO法人栄村ネットワーク

http://sakaemura-net.jugem.jp/

長野地震(M)6・7被害の様子【長野県 栄村】

http://matome.naver.jp/odai/2130003171547749101


震源とされている青倉地区と千曲川へと合流する中条川の周辺に、以下のような被害が集中しております。

・国道117号線沿いに、また、橋梁の取り付け部を主体に、道路の陥没が多発。
ある橋梁の取り付け部では、継目の離隔が30cm規模に及んでいるのもあった。

・国道117号線下部&中条川河口付近の、飯山線下部が崩落、線路が宙づりに。報道でよく流れた風景。ただし行った時点で既に仮設盛土の復旧が相当に進んでいた。

・中条川上流に山腹斜面の崩落&土砂ダムの形成。立ち入り禁止区域内だったので直接には見られなかったが、国道からでも、濁った水の色はよく見えた。

・青倉地区内を中心に、崩落した民家が多数。これで死亡者ゼロというのは、ほとんど奇跡的と思える。


ちなみに、役場の近所の国道沿いの、道の駅「信越さかえ」は既に営業していて、ここに自動車を止めて歩きました。店で聞くと、3月末に避難指示が解除されて、1週間前の4/5頃にやっと営業を再開したとのこと。

少しでも地元経済に貢献すべく、昼食を含めて、地産の土産物と野菜とを買い込みました。

これからの観光シーズンに向けて、多くの観光客が訪れることを祈っています。
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活動報告(3/31~4/1石巻市)

津波で被災した民家内の家財や泥の搬出の手伝いをしました。

ここのお宅は、地表面から約120cmくらい、1階の床上の膝高くらいの高さに津波の痕跡がありました。お住まいのご婦人はパート先にいらして、地震の発生後に自宅に戻ろうとして上司に止められて、引きずられるように車で高台に逃げて、難を逃れたそうです。ただ、ご近所でも数名の方が亡くなられたそうです。

驚くべきは、このお宅の住宅街は、海岸から2km近く離れていることです。先日の飯岡のお宅が、海岸からほんの200mくらいであるのと、まったく違います。

さて、海岸へと車を走らせます。・・近づくにつれ、酷さは増していきました。冠水も未だにそこかしこにありました。また、不明者捜索をしている自衛隊の方々を多く見ました。

特に旧北上川河口付近の風景は・・テレビで何度も目にしているのですが、実際に見てみると、言葉になりません。

遠目では一見更地なのに、近くで見ると・・。

石巻市内は、宮城県内で最も死者が出た個所とのこと。この風景の中に、明らかに、依然として数10名単位の不明者の方がいらっしゃると思うと、もう、合掌するしかありませんでした。

この風景は、一生忘れられません。

ご冥福を、心より、お祈りします。
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活動報告(3/23~3/25旭市飯岡)

津波で被災された個人商店内の片付け(家財や土砂の搬出)の手伝いをしました。

被災直後の状況は、以下のページもご覧になってください。

旭市HP
http://www.city.asahi.lg.jp/section/soumu/bousai_001.html#001

旭市HPや下記記事によると、13人の方が亡くなられ、2人の方が行方不明とのこと。ご冥福をお祈りします。また、同HP内の3段目中央のガソリンスタンドに入ったところ、行方不明の方はいずれもその店主さんのお知り合いだと聞きました。空々しく感じつつも「がんばってください。」と申し上げるしか、ありませんでした。

ガソリンが足りずに車では行けそうになかったので、総武線がやっと動くようになったのを見計らって、初日は電車とバスにて、しかも、身支度とスコップと米袋とをカートで引っ張った大荷物で行ってきました。

当時、震災後10日以上経過し、さすがに主要な道路の土砂は撤去されていて、自動車も普通に通れるようになっていました。しかも、周辺のガソリンスタンドは、行列なく普通に営業していて、前日に市川でガソリンが入れられなかった身としては、ビックリしたものです。

そのため、3日目には自動車で行って、前述の、町中のガソリンスタンドで久しぶりの満タン給油をしました。地元被災者の方のガソリンを買い占める?厚かましさと、地元経済への貢献の、両天秤に悩みましたが、ボランティアが大挙して押し寄せる位置関係ではないことと、見た目は普通の経済活動に向かいつつあるようだったので、後者を選びました。

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1枚だけ、お宅の中の写真を貼ることを、お許しください。
目の高さ、つまり約180cmの高さに、津波の痕跡の線が見えます。

こちらの住人のご夫婦の話では、第一波は膝くらいだったので非難せずに片付けなどをしていたら、第二波がどっとこの高さまで押し寄せて来たそうです。お二人で鴨居の柱にしがみつき、危うく流されずに済んだとのこと。その生々しさに寒気を覚えました。

こちらでは、第一波よりも、第二波、第三波の方が高かったようです。そのために人的被害も多かった(たとえば戻ってしまって被災した方もいた)ようで、とても残念なことです。


(3月30日(水)10時47分配信 読売新聞の記事を引用)

 東日本巨大地震で、千葉県旭市では沖の遠浅の海底地形が津波を大きくし、762棟が全半壊、13人が死亡、2人が行方不明と甚大な被害をもたらしたことが、東大地震研究所の都司(つじ)嘉宣准教授の調査でわかった。

 都司准教授によると、津波の速度は深いほど速いが、遠浅の地形にぶつかると、そのエネルギーが増大する。その結果、目の前に遠浅の海底が広がる旭市の被害が大きくなり、沿岸の海底が遠浅でない西隣の銚子市(全半壊が26棟、死者なし)と、被害に大きな差が出たとしている。

 調査では、特に旭市飯岡地区の被害が大きく、矢指川入り口の砂丘には高さ7・6メートルまで津波が到達した痕跡も見つかったという。

 同地区では1960年と2010年のチリ地震で、3・7メートル、1・5メートルの津波を記録している。

(引用終わり)

今回お邪魔したお宅は、地図によると標高約4mです。そこに180cm高くらいの津波が来たということから考えると、上記記事の数字はおおむね納得できる数字です。

この地域で幸い(と言ったら不謹慎ですが)だったのは、上記のような高い津波がごく局所的であったこと、九十九里浜沿いに海岸砂堤が形成されていて、また、その背面も極端にゼロメートル地帯ではなかったことで、被災範囲が、平面的にも海岸奥行き方向にも比較的狭い範囲であったことですね。

多少、専門的は話をすると、この九十九里浜沿いに平地には、海岸線と並行して、10数列の砂堤が認められます。さらに特筆すべきは、これらが河川の土砂供給によるものではなく、ほとんどが海の沿岸流による漂砂の付加作用により形成されていることです。

地形学的には正しい表現ではないですが、ごく大雑把に言えば、近年は隆起する傾向にある平地ということです。それに比して、宮城・岩手沿岸は、沈降して形成されたリアス式海岸の湾内を埋積するように形成された低平な平地であることが、被災を大きくした地形要因でもあります (当然、震源に近いことで津波高が大きかったことの方が支配的にせよ)

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ある川の河口そばの河川護岸と、その近所の風景です。周辺の他のいくつかの河口で、川沿いに奥深くまで津波が入った痕跡と、その引き波?で護岸が損傷している状況が目に付きました。東北地方の津波の特徴と、規模が小さいだけで、まさに同じです。

寄付物品(旭市災害ボランティアセンターへ):米袋30袋。ガラ入れ用です。当時、ボランティアセンターが募集していたので群馬自宅の近所の農家に譲ってもらって、持参しました。当初は車ではなかったので、電車で運べるだけの量としました。

とりあえず以上です。
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